治療コンセプト

妊娠するまでとにかく不妊治療を続ける。
これではとても思いやりのある診療とは言えません。
婦人科的な診療をしっかりと行ってまずあなたの体を診る。
そして、原因を的確に把握する。

原因を的確に把握すれば
身体的にも経済的にも
負担が少なくなります。

思いやりのある治療、
それはあなたの体をしっかりと診る治療です。

明確な原因把握を重視する病院があってもいい。それが開業のきっかけでした。
世界初の体外受精児ルイーズ・ブラウンの誕生は1978年です。
院長の私が医学部の5年生の時でした。以来30年、卵子の魅力に取りつかれた私は、 産婦人科経歴のほとんどを体外受精治療や腹腔鏡手術を中心とした不妊症の診断と治療の研究に費やしました。
体外受精の成功以来、不妊症の治療は大きく前進しましたが、あまりにも多様化した治療内容に患者さんは十分に納得の行く説明を受けないまま、 治療に臨む現実も見えてきました。
これまでに5000人以上の不妊症の患者さんに出会いました。
その間に学んだことで一番重要であったのは、「不妊専門医師として、長い経験より得たすべての知識を投入して、 患者さんの訴えを聞き、患者さんを診ること、そしてきちんと不妊症の原因も含めて診断に努める。」ことです。 明確な原因や診断の元に最も適切な治療が出てきます。その結果3000人以上の方の喜びの声を聞くことができました。
患者さんにより近い距離で多くの方に最新の不妊治療技術と知識を提供できるクリニックをめざし、福岡市中央区天神に開業しました。


原因も、そしてその原因に最適な治療法も、明確に患者さんに伝えます。
不妊症の治療で一番大切なことは、原因を早く見つけることです。不妊症検査は、卵管造影検査のような特殊な婦人科検査を含むため、 抵抗のある方もいらっしゃると思いますが、早急に検査をして的確に不妊症の原因を見つけることが、治療の早道です。
なぜ原因が大切なのでしょうか?それはいろいろな治療を試せば、いつか妊娠するというものではないからです。 明確な原因に的確な治療。これこそが妊娠への近道です。
不妊期間の長さや年齢は、治療の結果に影響を及ぼす大きな要因となります。 正確に診断を受けて、できる限り身体的にも経済的にも負担のかからない治療に早急に取り組むことが重要です。
原因や治療法はそれぞれのカップルで異なります。なので、来院された患者さんに系統的で早く的確な診断を行い、 最も適した治療を患者さんに提示して、皆さんが安心して自分自身で納得のいく治療を選択できればと思っています。
当クリニックでは、今どの治療が必要であるのか明確に伝え、その治療について十分に理解していただき、ともに治療に臨むことを目指しています。


あなたの体への思いやりのために、麻酔にもこだわりました。
当院では体外受精などの高度生殖医療技術に麻酔を行っています。
日本で体外受精治療がスタートしたのは1983年です。私は、それ以来この治療の変遷を長く経験してきました。 現在ではクローン技術をはじめ目覚ましい発展を遂げています。一方、この治療を受ける患者さんへの思いやりは置き去りにされてきた感があります。
1999年4月の医院開業以来、身近に患者さんを診て、採卵術の痛みだけでも除去できれば、 少しでも治療への苦痛を取ることができるのではないかと考えるようになりました。
つまり、麻酔です。麻酔は怖いという概念もあります。麻酔は熟練した麻酔技術の下で安心と信頼が得られます。 そのためには麻酔経験豊かな優秀な麻酔医師の協力が必要です。
経験ある麻酔医師のもとで受ける麻酔は怖いものではありません。そう考えていた2000年秋、多くの麻酔経験を持つ守田医師と出会いました。
私たちの要望を快く引き受けて、ART採卵術の麻酔に協力してくれるようになりました。
こうして当クリニックでは安心して麻酔を受けられる環境を用意しました。