取り間違い防止に関する培養室での取り組み

採卵や胚移植、凍結融解をはじめとするすべての培養業務を
胚培養士とラボコーディネーターがペアとなって行う事で、
ダブルチェックや培養に伴う情報の記録などを確実に実施します。

当院の培養部は胚培養士、ラボコーディネーター、情報処理スタッフで構成されています。
患者様が安心して治療に専念できるよう、日々スタッフ一丸となり培養室の質的向上に努めております。

採卵

患者様の準備が整い次第、採卵室側と培養室側でiPadを使用し、カルテでID番号、名前の照合を行います。
採卵で使用する道具すべてに患者様の名前を記入し、名前を記入したすべての道具を胚培養士とラボコーディネーターでダブルチェックを行います。

iPadを使用した患者様の照合

使用道具すべてに名前を記載

精液処理

使用する器具のすべてにID番号と名前を記入し1つの試験管立て(1トレー)に1名分とし、担当者が途中で交代することなく最後まで責任を持って作業しています。

1人に1つのトレーで作業

作業前、遠心後必ずダブルチェック

胚移植

胚移植が始まる前に胚移植室側と培養室側でiPadを使用しカルテでID番号、名前の照合を行います。患者様と医師の準備が整い次第、再度ID番号名前の照合を行います。
移植する胚をダブルチェックし、インキュベーターから取り出します。
胚移植終了後のチューブに胚が残っていないか確認を行います。

iPadを使用した患者様の照合

移植する胚をダブルチェックし、
インキュベーターから取り出す

体外受精・顕微授精

精子が入ったチューブと卵子が入ったお皿ともにカルテを用いてID番号と名前をダブルチェックで確認します。

体外受精に用いる精子側のチェック

体外受精に用いる卵子側のチェック

精子と卵子の最終確認

胚の凍結・融解

凍結・融解共に使用する道具すべて、カルテを用いてID番号と名前をダブルチェックで確認します。

融解前の患者様照合

凍結前の凍結する胚の確認

診療スケジュール
Schedule

完全予約制・初診は平日のみ

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